ヘアカラーの結論
*内野信一さんの著書「髪を綺麗にしていくためのヘアカラー読本」から興味のあるところをまとめています。
カラー剤の種類
①1液(色素)に2液(過酸化水素水•オキシドール→脱色・ブリーチ)がセット
②色を付けるだけのもの
①の染毛料の主成分は、パラフェニレンジアミンなど酸化染料。使用時に過酸化水素水と結合することで、参加発色し、毛髪を永久的に染める。
ポイント
⭐︎過酸化水素水(ブリーチ剤)で髪のメラニン色素を漂白する。一般的なヘアカラー剤はブリーチと染着を同時に行っている。
⭐︎色素入れのみの「ヘアマニュキア」「カラートリートメント」「ヘナ」などがある。
⭐︎白髪染めなどの染着(パラフェニレンジアミン)を落とすには「アシッドカラーオフ(脱染)」を使う。
髪をなるべく傷めないヘアカラーの結論は
根元→よく染まり持ちの良い一般的カラー剤を選択
毛先→痛みが大きいため、「カラートリートメント」か「2液(過酸化水素水)の濃度を落としたもの」を選択。
【手順】
1傷んだ毛先を保護補修する。
「フィルアップローション」「CMC」を塗布
2根元と既に染まっている部分の薬剤を変える。
3カラー後、髪をアルカリから弱酸性に戻す。
4残存過酸化水素水の完全除去。
「メンディングメイド」を地肌からたっぷり目につけて3分放置、洗い流す。