「THE ART SPIRIT BY ROBERT HENRI」ロバートヘンライ著(読書記録)
1923年当時に人気画家だったロバートヘンライによる実用的な美術バイブル、人生哲学としても読める名著!
琴線に触れた文章をあげてみました。
「一人でいるよりも、仲間といる方がずっと楽だ。だが一人になって初めて、人は自分をよく知り、成長できる。」
「われわれがここにいるのは、誰かがすでになしとげたことをなぞるためではない。」
「自分らしくあるという点で誰よりも抜きんでていなければならない。いま現在、自分らしさを保っていられれば、将来必ず巨匠になれるだろう」
「われわれを刺激する芸術作品は、ごまかしや不安を抱いた人間からは生まれない。」
「芸術は大きな喜びにあふれた楽観的な人間性のあらわれであり、その瞬間にこそ作品が生まれる。」
「作品は伝えたい特別な何かを捉えられた時に完成する。」
「世界に起こる出来事の多くは見過ごされてしまう。一人一人は言う、われわれに限ってそんなことはしない、と。私が言いたいのは集団で動くなということだ。」
「自分自身の成長を見るのは幸せなことではないだろうか。自分の真の好みを発見したら、さぞかし嬉しいはずだ。」
「偉大な画家とは自分の想像力が全てだといえる人である。」
「人は賢くなければ正直にはなれない。正直であることはすなわち公平であること。公平であることは、ものごとの相対的な価値をしることである。」
「人生は繰り返しではない」
「絵画とは、思想を普遍的な形にして表現することである、いわば証拠の提出である。われわれの人生、われわれをとりまく環境についての研究である。」
「あらゆる芸術の動機は個人の思想である。」
「どんなに良い学校でも自分に教えるのは自分しかいない。」
「自分を教育できる人間は学校教育の中身を吟味し、助言の是非を判断し、自分に対する八日が正当かどうかを見極める。」
「知性は道具として利用すべきである。」
「自分と率直に語り合うことほど、愉快なことはない。自己教育とは自分自身をよく知ることである。」
「人は世界に向けて何かを表現しようとする前に、個人としての自分を認識しなければいけない。」
「多くを成し遂げるには、わずかな行為で足りる。」
「自分に備わった能力をとことんまで使うこと。さらにそれを成長させること。」
「他者から学ぶことは多いが自分から学ぶことの方がずっと多い。」
「自分がよく知らないことを話すのは弱さのあらわれである。」