「着かた、生きかた」 地曳いく子著 (読書記録)
ファッションだけでなく、人生において、それこそ「一生もの」の価値観を知ることができる本だと思いました。
最近「ココナラ」でイメージコンサルタントに診断していただいたり、ゾゾタウンのゾゾスーツを試したりしていた私にとってタイムリーな内容でした。
響いた内容の要約
・おしゃれに見えないのは、センスの問題ではない。
・ダサい人は、自分のことがわかっていない。
・自分を生かしたおしゃれは、選んで絞り込むべき → 選択と集中が大事。
・人の視線と言うものはお金と時間と気持ちをかけたと頃に集まるもの。
・素敵の秘密は髪と靴。
・野暮なことをしないこと。
・心地よさがスタイルのベース。
→ 相手に合わせた服装は重要。
・常にボトムを上げる意識を持つこと。
・1番下はコンビニでご近所のおしゃれライバルに会った時「こんにちは」と、こちらから声をかけられる位の服と考えておくと良い。
ぱっとしない作品を出したら、本当はそんなにうまくないのかと言う評価になってしまう。したがあると全体がそちらに引っ張られてしまう。
つまりおしゃれの場面場合も、ダサイ服を捨てずについ来てしまったら、時々生おしゃれな日もあるけどダサイ人。
まず減点される要素を減らすこと。そして上は少しずつ少しずつ薄紙を貼り重ねるように上っていけばいい。
・どんな形にするかクリアにイメージを持つ。そうでないと、いたずらに時間と労力を消費する。
・自分という存在から別のものを作ろうとしない。
・自分のスタイル → 体形という個性の上に成り立っている。
自分の体型を、客観的に観察すれば、
「得意なもの」「苦手なもの」が分かり、整理しやすくなる。
・自分のサイズを熟知すること。
・自分の体に合わないものに手を出さないようにすること。
・「似合うもの」の中から「好きなもの」を選ぶと言うのが1番合理的。
・服は生活とリンクしたものを選ぶ → 着ていく場所がない服はいらない。
・長く身に付けているものはスタイルの軸。
・個がしっかりしていなければ人との付き合い方も考えられない。
・自分をしっかり確立させてこそ、他人と向き合い、関わり合う準備ができる。
・いやでも個性はにじみ出ているもの。
・「自分とは違うな」「合わないな」と思ったものは放っておくこと。
・内側の状態はそのくらい見た目に現れてくるもの。
・誰かに傷付けられたり意地悪されたりしたら、最高の仕返しはナイスな服を着て、きれいにメイクして、楽しそうに笑っていること。これに勝る仕返しはありません。
・自分を変えたいと思った時は美容院を変えましょう。
Q&A
Q.私は優柔不断で買い物でも婚活でもなかなか決断できません。どう選んでいいかわからないんです。
A.どれも一長一短で正解がない。男もみんな一長一短だから誰を選んでもみんなハズレ。自分がいろいろ求めすぎていること気付くこと。そして選ぶというより許すという意識になること。ここが好きだから後は許すと言うように、自分にとって大事な点をはっきりさせること。